結社「繭」
あらゆる「形式」を包みこむ文芸結社
最新刊行物
結社「繭」の最新の刊行物をご案内します。
MAGAZINE ── VOL.1
雑誌『繭』創刊号
あらゆる「形式」を包みこむ文芸結社「繭」の機関誌、その第一冊。詩・短歌・俳句・小説・評論をはじめとする広義の「形式」を、一冊の美しい書物として定立する試みです。
B5|588ページ|2,000円|寄稿者33名|2026年5月4日刊行
創設宣言
われわれは既に、「形式」への志向のもと「反抒情」を掲げてかの「平成」との訣別を為した。……われわれは『繭』として、無数に拡散した意識を収斂する核をここに据える。
令和8年5月25日 「繭」主宰 坂野徹夫
刊行物・関連商品
雑誌『繭』および関連商品。
メンバー
執行部・会員・制作局からなる、結社「繭」の名簿。
文芸・デザイン・写真・映像・音楽など、多様な領域のメンバーが所属しています。名簿の全体は、メンバーページをご覧ください。
ABOUT
結社について
あらゆる「形式」を包みこむ文芸結社
結社「繭」とは
結社「繭」は、詩・短歌・俳句・小説・評論・エッセイ・デザイン・写真・映像・音楽等を含む、広義の「形式」を扱う文芸結社です。特定のジャンルや表現形式に閉じることなく、あらゆる自覚的な方法意識を包摂する「形式」それ自体を志向します。
活動内容
雑誌『繭』の編集・刊行を中心に、詩集・評論小冊子等の関連刊行物の制作、文学フリマをはじめとする即売会への出店、トークイベント・読書会・ポッドキャスト等の企画を行っています。
編集・制作方針
私たちは、書物をたんなる情報の容れ物ではなく、現実の肉体に根ざしたひとつの「場」として編みます。書体・余白・紙・造本にいたるまで、各作品に内在する理念が最も顕現する形での定立を目指し、美本としての刊行物を制作しています。
刊行物
機関誌として雑誌『繭』を刊行しています。創刊号は2026年5月4日に刊行済み(B5・588ページ)、第二号は現在制作中です。書誌情報・入手方法は刊行物ページをご覧ください。
運営体制
結社「繭」は、主宰・坂野徹夫を編集思想上の中心としつつ、執行部・会員・制作局によって運営されています。名簿はメンバーページに掲載しています。
MANIFESTO
結社「繭」創設宣言
長い平成が終わり、われわれは歴史の新たなる局面を迎えるに至った。われわれの言うところの「平成」なる時代とは、いまより遡ることおよそ半世紀弱に及ぶ一連の時期のことを指す。それはひとえに、中心なき時代であった。冷戦の沈静化と終結に伴う全世界秩序の再編成、経済成長の臨界到達、高度情報化社会の本格的な到来、そして大衆文化の席巻。こうした歴史の趨勢は、その必然の帰結としてわれわれからあらゆる普遍性を喪失させ、拡散した断片の集積としてのみ世界を把握することを許した。たどり着くべき楽園という幻影さえ知らぬ歴史の孤児であるわれわれは、なけなしのセンチメンタリズムを寄る辺に、無数の記号の群れが舗装した平坦な大地の上をあてもなく彷徨っていた。
『繭』は、こうした混沌のなかに生まれた。
われわれは既に、「形式」への志向のもと「反抒情」を掲げてかの「平成」との訣別を為した。これは趨勢せる歴史におけるひとつの輝ける到達点である。だが、そうした到達とはある種の平衡状態の再来を意味し、ともすればいずれ現れる新たなる何者かによりふたたび破られるのは必然というほかない。われわれはこのような循環的な歴史の運動からの脱出を望む。そのために、われわれはまず「反抒情」なる反措定を棄却する。抒情をも含めた、あらゆる自覚的な方法意識を包摂する「形式」それ自体を志向する。われわれは『繭』として、無数に拡散した意識を収斂する核をここに据える。
そしてわれわれはなぜこの時代に「本」を編むか。このような大命を得たわれわれにとってなによりも看過し難い目下の時代状況に、全世界的な情報技術化の加速がある。地上の万物は余剰を残さずデータ化され、表象のネットワークはわれわれの生の経験をその意味の過剰な多元化という素地のもとに包み込んだ。だが、われわれはかような没身体と記号消費の帝国主義に反抗し、現実の肉体の存在を志向したい。われわれのもつこの肉体こそ一義のものであり、それにより連ねられた文字は現実の美しき書物としてこの世界の領土の一端を占める。あらゆる文学形式、ひいてはあらゆる芸術形式に至るまで、われわれはそれらに内在する理念の最も顕現する形でそれらを美本として定立せしめ、世のあらゆる人びとの書架の秩序の一端となることを望む。
われわれは泣いている。世界が散り散りに分断され、そのもとで数えきれぬ断片たちが互いに際限なき争いを繰り広げているそのさまに。ことばははじめ、永遠の孤独の運命に身を置くわれわれに、いくばくかの救済をもたらすために生まれたものではなかったか。決して溶け合えぬ他者とおのれとの、ほんのわずかな結びつきという、まごうことなき奇跡を発生させるためにつくり出されたものではなかったか。われわれは、この悲しみを悲しみのままにとどまらせることを望まない。あらゆる島宇宙を横断し、相互に結びつける。すべてのことばたちが共存し、共鳴し、協働するための、われわれの肉体の現実に根ざすひとつの場を創始する。
いま、令和という新たなる時代が開けた。
われわれは結社「繭」を創設する。
令和8年5月25日
「繭」主宰 坂野徹夫
PUBLICATIONS
刊行物・関連商品
雑誌『繭』および関連商品のご案内。
書誌情報のうち確定していない項目は「準備中」と表記しています。確定次第、順次更新します。
PUBLICATIONS ── VOL.1
雑誌『繭』創刊号
雑誌『繭』創刊号
結社「繭」機関誌 第一冊
- 種別
- 文芸誌(機関誌)
- 号数
- 創刊号(vol.1)
- 発行
- 結社「繭」
- 責任編集
- 坂野徹夫
- アートディレクション
- 程よい
- 発行日
- 2026年5月4日
- 判型
- B5
- ページ数
- 588ページ
- 価格
- 2,000円
- 寄稿者
- 33名
- 販売状況
- 販売中(通販・文学フリマ)
- 目次
- 準備中
- 書店委託
- 準備中
- 試し読み
- 準備中(寄稿者許諾のうえ公開予定)
あらゆる「形式」を包みこむ文芸結社「繭」の機関誌、その第一冊。詩・短歌・俳句・小説・評論をはじめとする広義の「形式」を、一冊の美しい書物として定立する試みです。
GOODS
雑誌『繭』ロゴ・グラフィックステッカーセット
雑誌『繭』ロゴ・グラフィックステッカーセット
結社「繭」関連商品
- 種別
- 関連商品(ステッカーセット)
- 販売状態
- 販売中
- 販売導線
- BOOTH
雑誌『繭』のロゴおよび誌面グラフィックを用いたステッカーのセットです。
PUBLICATIONS ── VOL.2
雑誌『繭』第二号
雑誌『繭』第二号
結社「繭」機関誌 第二冊(制作中)
- 種別
- 文芸誌(機関誌)
- 号数
- 第二号(vol.2)
- 発行
- 結社「繭」
- 発行日
- 準備中
- 判型・頁数・価格
- 準備中
現在制作中です。詳細は確定次第、本ページおよびお知らせにて告知します。第二号に向けた寄稿募集は、2026年6月30日をもって締め切りました。
MEMBERS
メンバー
結社「繭」の名簿。執行部・会員・制作局の三部からなります。
執行部FOUND
- 坂野徹夫主宰・責任編集
- Ah! it hurts!編集統括
- 程よいアートディレクション・デザイン
- 足立健運営統括
会員AUTHOR
- Ah! it hurts!文芸
- 青柳系文芸
- 安住健琉文芸・映像
- 足立健文芸
- 荒木慎二文芸
- 新胡桃文芸
- 嘉戸遼見デザイン
- 古閑稷文芸
- 小山尚文芸
- 坂野徹夫文芸
- 嶋田祐輔文芸
- notaricaデザイン・写真
- ノメル文芸
- 日向曖デザイン・写真・文芸
- 藤デザイン・イラスト
- 程よいデザイン・イラスト
- 森碧輝文芸
- yanagamiyuki音楽・映像
制作局COMMITTEE
- 愛葉のあ編集・運営
- 安住健琉編集
- アフリカの砂浜編集
- 荒木慎二編集・運営
- エッセー編集
- 構築モーフィング編集
- 古閑稷編集
- Shima編集
- シンドウ編集
- にこにこランド♪編集・運営
- notaricaデザイン
- 藤デザイン
- 僕訥編集
NEWS
お知らせ
新刊・イベント・寄稿募集・委託販売・メディア掲載などの公式告知。
終了したイベント・締切を過ぎた募集は、活動履歴としてアーカイブ表示しています。
CALL FOR SUBMISSIONS
寄稿募集
雑誌『繭』第二号の寄稿募集は、2026年6月30日をもって締め切りました。
募集終了 ── 応募受付は締め切りました
応募要項
雑誌『繭』第二号 寄稿募集(募集終了)
- 募集テーマ
- 事件
- 募集ジャンル
- 俳句、詩、短歌、小説、エッセイ、評論など形式自由
- 謝礼
- 雑誌の献本
- 応募方法
- 完成原稿ではなく、仮題・要旨・予定字数・略歴を送る形式
- 締切
- 2026年6月30日(締切済み)
- 注意事項
- 既発表作品の改稿・再構成・転載を希望される場合は、応募時に初出・掲載媒体・権利関係をご記載ください。
EVENTS
イベント
文学フリマ出店、トークイベント、読書会、ポッドキャスト関連企画など。
終了したイベントは、活動履歴としてアーカイブ表示しています。
CONTACT
お問い合わせ
下記の種別にて、各種お問い合わせを受け付けています。
- 寄稿について
- 寄稿・応募に関するご質問。応募要項は寄稿募集ページをご確認ください。
- 書店・委託販売
- 書店・書肆による委託販売のご相談。委託条件をご案内します。
- イベント出演・登壇
- トークイベント・朗読会等への出演・登壇のご依頼。
- 取材・掲載
- メディアによる取材・掲載のご依頼。
- その他
- 上記以外のお問い合わせ。
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